コロナでボイトレレッスンがどう変わったか

はじめに

コロナ前後でボイトレレッスンでどう変わったかまとめました。 多分こういう情報ないので、簡易ではありますがまとめておきます。

どのボイストレーニングを受けているか

僕はボイストレーニングのレッスンを今の先生のところで5年ほど続けています。 この先生から主にハリウッド式ボイストレーニングを教わっています。

ハリウッド式ボイストレーニングは所謂認定団体があり、基本的にはそこで認定されたトレーナーから教わるボイストレーニングになります。 アメリカのセス・リッグス氏が始めた Speech Level Singing という団体とそこから派生した団体があります。

この辺見ると実績が分かるかもしれません。 ja.wikipedia.org

このボイストレーニングは高音習得に特化しています。

コロナ前の普段のレッスンの内容

基本的には対面レッスンだけで、実際にレッスンスタジオに行き指導を受けました。

ボイストレーニングの内容は有名なロジャー本を買うとイメージ掴めると思います。 www.amazon.co.jp

声っていうのは音が出る声帯と音色が作られる声道の二つの掛け合わせになります。 高音を出すためには声帯の使い方を変える必要があるんですが、声道の形から声帯に影響を与えることが出来るんですよね。 「ネイ」とか「ボ」とか「フォ」とか様々な発音でスケール(音階)をやることで狙った声帯の使い方になるよう無理やり狙っていきます。 発音はその人の発声状態から適切な発音を都度処方されるイメージです、

レッスンでは先生がピアノでスケールを弾きながらお手本をやってくれます。 その後にスケールだけを伴奏してもらいながら、(真似しながら)指定された発音でスケール通りに声を出します。

コロナ禍でのレッスン

僕はやってなかったですが、オンラインレッスンは元々していたようです。 コロナになり、レッスンは完全オンラインになりました。

オンラインレッスンはZoomやSkypeを使います。 もちろんZoomやSkypeは音が遅れるので、先生は伴奏が弾けません。 お手本は伴奏弾きながら先生がやってくれるのですが、その後はその後は最初の1音だけ弾いてもらって、音程が違うお手本のスケール通りに声を出します。 書くとそうでもなさそうなんですが、これが結構難しく最初は大変でした。

また、緊急事態宣言が明けると、対面レッスンも再開されたんですが、行くと先生との間にコンビニにあるような透明なプラスティックの膜が張られていました。 手をアルコール消毒するのと、レッスンの間には換気をしていました。

ちなみにオンラインレッスンは自宅で行いました。

感想

オンラインレッスンはやってみると意外と問題なくできて驚きました。 コロナ中でボイトレレッスンを受けられなくなる不安がありましたが、全く気にする必要はなかったです。 東京以外の人でも気軽にボイトレレッスン受けられるんじゃないでしょうか。

今はコロナが落ちついてきて、対面レッスンも可能になっています。 リモートで仕事するときはオンラインで、物理出社の時は対面レッスンで、とか柔軟に切り替えています。

逆に柔軟にレッスンを受けられるようになったので、そこは良かったかもしれません。